プログラム： 日本における研究の国際協力関係 日本における研究開発の立場の重要性が認識されだしてから、ここ１ ０年の間に様々な動きがありました。バブルの変動と共に変遷してきた研究開発状況も一つの区切りを迎え、現在、日本の産・官・学における研究開発は国際化という新しい局面を迎えようとしています。このような時に、政府の立場から日本において研究の国際化に御尽力されている方、ならびに実際の現場において、国際関係を保ちながら研究開発を進められている方からお話を伺い、今後の研究における国際協力関係のあり方を考えてみる事は、大いに意義のある事だと思います。そこで、有機エレクトロニクス研究会（ＪＯＥＭ）では’９７の総会にあたり、「日本における研究開発の 国際協力」というテ−マで研究会を開催する事に致しました。日本およびアメリカの政府関係から、科学技術事業団およびＮＳＦの御２人の方、また実際に国際的企業の環境で研究開発のマネ−ジメントを担当されている方、そしてアメリカから来日されて国立研究機関で実際に研究に携わっておられる若手研究者の方に講演を依頼して、皆様お忙しいのにも拘わらず、快く講演を引き受けて頂きました。貴重な機会ですので、是非ご聴講願います。
座長 ＮＥＣ 基礎研 谷垣 勝己
1:00〜1:50 国際的研究交流と共同研究 科学技術振興事業団 調査役 佐藤 友記
1:50〜2:40 NSF Opportunities for US-Japan Research Collaborations. Director of NSF, Dr. Edward O.Murdy
3:00〜3:50 国際企業の研究開発マネジメント マツダ 横浜研 岡田 誠二
3:50〜4:40 International Research-A View From the Ground Floor. Electrotechnical Laboratories, Dr. Douglas J. Tweet
4:40〜5:00 補充討論・総括討論
5:10〜6:30 自由討論・懇親会
参加費、講演要旨集代は無料です。当研究会専用のはがきにて、4月8日までに申し込み願います。なお、期限内に参加登録をされていない会員は参加できません。会員以外の参加希望者は事務局にお問い合わせ下さい。